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2025.06.05

鉄道保守の省力化に向け、ドローンポート技術協力実施

JR西日本金沢支社・敦賀保線区とアイ・ロボティクスは、鉄道保守業務の現場においてドローンを活用した新しい運用モデルの構築と実証に取り組みました。目的は、省力化と安全性を両立しながら、持続可能な保守体制を現場主導で共創することです。

ドローンポートの設置と自動巡回運用

現場にはドローンポートが設置され、定時・定ルートの自動離着陸と巡回飛行が可能になりました。これにより、作業員が現地に常駐する必要がなくなり、点検業務を遠隔で効率よく実施。人手の負担軽減と業務の標準化が実現されました。

安全運用と制度対応

航空法などの関連法令を遵守し、安全な運用体制を構築。標識設置や地域住民への事前説明、緊急停止プロトコルの整備などを実施した結果、実証期間中に事故やトラブルは一切発生しませんでした。

今後の展望

この実証は、現場と共に考え、現場で実践する「共創型DX」の好例です。鉄道業界における持続可能な保守業務の新しいモデルとして、今後の展開が期待されます。

<関連リンク>

株式会社アイ・ロボティクス
「現場主導の共創DX、鉄道保守の省力化と安全性向上に向けたドローン運用モデルを構築」の記事はこちら 

この記事を書いた人

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奥村英樹

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大手電機・エネルギー企業での技術営業を経て、ドローン業界へ。営業・開発PM・操縦士など幅広い実務経験を活かし、2022年にSORABOTを設立。ドローンの社内導入支援や運用課題の解決を行う「ドローンアドバイザー」として活動中。ドローンをもっと簡単・便利に使える社会を目指しています。

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