ソラブログ
2026年1月11日
Sora Blog

2026.01.10

ドローンを飛ばせる人は増えました。
しかし、「ドローンで仕事をしている人」は、まだ多くありません。
その違いは、操縦技術や資格の有無ではないと、現場に立ってきた立場から感じています。
この記事では、
これからドローンを仕事にしたい人に向けて、
**実体験をもとにした「考え方」と「現場で意識しているポイント」**を整理します。
よく聞かれるのが、
何から始めればいいのか分からない
機体や資格を取ったあと、次に進めない
仕事につながるイメージが湧かない
という悩みです。
これは、珍しいことではありません。
多くの人が
「ドローンで仕事をする = 飛ばす技術の話」
から考え始めますが、実際の現場では順番が逆です。
現場で一番時間を使っているのは、操縦ではありません。
何を確認するための飛行なのか
成果物として何が求められているのか
その場所で、なぜドローンを使うのか
この整理ができていないと、
**「飛ばしたけど使えない」**という結果になります。
現場では
「上手に飛ばしたか」より
**「必要な情報が取れているか」**がすべてです。
「案件はどうやって取るんですか?」
という質問も非常に多いです。
結論から言うと、
多くの仕事は最初から“ドローン案件”として存在していません。
点検が大変
人が入れない
時間やコストがかかりすぎる
こうした現場の困りごとに対して、
後からドローンが選択肢として浮上するケースがほとんどです。
つまり重要なのは、
ドローンで何ができるか
どんな場面で役に立つか
を、自分の言葉で説明できることです。
実際の現場で、特に意識しているのは次の点です。
法令やマニュアルは最低条件です。
その上で、
人の動線
作業の流れ
想定外が起きる場所
を常に考えます。
ドローンの仕事では、
同じ角度
同じ高さ
同じ構図
で撮れているかが重要です。
見栄えより、後で使えるかどうかが判断基準になります。
すべてをドローンでやろうとしない。
やらない判断も、信頼につながります。
これから仕事にしていきたい人に、よく伝えているのは次の3つです。
飛行ログ・写真を必ず整理して残す
「何のために飛ばしたか」を言語化する
他人の現場や考え方に触れる
特に、
自分以外の視点を知ることは成長を早めます。
仕事として受けるようになると、
失敗できない
時間に追われる
判断を急がれる
という状況が増えます。
だからこそ、
まだ仕事にしていない段階で、考え方を整理しておくことが大切です。
ドローンの仕事は、
機体や資格よりも
「どう考え、どう向き合うか」で差が出ます。
ドローンの仕事は、操縦より考え方が重要
案件は現場の困りごとから生まれる
現場では「使える成果物」がすべて
初心者のうちこそ、視点を増やすべき
この記事が、
「次に何を考えればいいか分からない」状態から
一歩進むきっかけになれば幸いです。

SORABOTでは、ソラハブという名称で、ドローンの業務や運用について相談ができるコミュニティーを運営しています。
毎月第四月曜に、点検・測量・ドローンショー・水中ドローンなど、ドローンに関連する事業を行う事業者様にお話を伺う対談イベントを実施
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コミュニティー内でも、毎月テーマを決めて、自身の事業の目標や課題を話し合うオンライン交流開催
年に数回程度、施工現場・スキー場・ドローンフィールドなどを活用し、現場に近い環境での実務体験を実施
※実際に実務体験の際に作成いただいた動画例