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2026.01.10

ドローンを仕事にするために、最初に知っておくべき現場の話

ドローンを仕事にするために、最初に知っておくべき現場の話

ドローンを飛ばせる人は増えました。
しかし、「ドローンで仕事をしている人」は、まだ多くありません。

その違いは、操縦技術や資格の有無ではないと、現場に立ってきた立場から感じています。

この記事では、
これからドローンを仕事にしたい人に向けて、
**実体験をもとにした「考え方」と「現場で意識しているポイント」**を整理します。


「何から始めればいいか分からない」は、普通の状態

よく聞かれるのが、

  • 何から始めればいいのか分からない

  • 機体や資格を取ったあと、次に進めない

  • 仕事につながるイメージが湧かない

という悩みです。

これは、珍しいことではありません。

多くの人が
「ドローンで仕事をする = 飛ばす技術の話」
から考え始めますが、実際の現場では順番が逆です。


ドローンの仕事は「飛ばす前」に8割が決まる

現場で一番時間を使っているのは、操縦ではありません。

  • 何を確認するための飛行なのか

  • 成果物として何が求められているのか

  • その場所で、なぜドローンを使うのか

この整理ができていないと、
**「飛ばしたけど使えない」**という結果になります。

現場では
「上手に飛ばしたか」より
**「必要な情報が取れているか」**がすべてです。


案件は「探す」より「生まれる」

「案件はどうやって取るんですか?」
という質問も非常に多いです。

結論から言うと、
多くの仕事は最初から“ドローン案件”として存在していません。

  • 点検が大変

  • 人が入れない

  • 時間やコストがかかりすぎる

こうした現場の困りごとに対して、
後からドローンが選択肢として浮上するケースがほとんどです。

つまり重要なのは、

  • ドローンで何ができるか

  • どんな場面で役に立つか

を、自分の言葉で説明できることです。


現場で本当に気をつけていること

実際の現場で、特に意識しているのは次の点です。

安全は「ルールを守る」だけでは足りない

法令やマニュアルは最低条件です。
その上で、

  • 人の動線

  • 作業の流れ

  • 想定外が起きる場所

を常に考えます。

撮影は「きれい」より「比較できる」

ドローンの仕事では、

  • 同じ角度

  • 同じ高さ

  • 同じ構図

で撮れているかが重要です。
見栄えより、後で使えるかどうかが判断基準になります。

「できること」と「やらないこと」を決める

すべてをドローンでやろうとしない。
やらない判断も、信頼につながります。


初心者のうちにやっておくと良いこと

これから仕事にしていきたい人に、よく伝えているのは次の3つです。

  • 飛行ログ・写真を必ず整理して残す

  • 「何のために飛ばしたか」を言語化する

  • 他人の現場や考え方に触れる

特に、
自分以外の視点を知ることは成長を早めます。


「仕事にしていない今」が一番自由に学べる

仕事として受けるようになると、

  • 失敗できない

  • 時間に追われる

  • 判断を急がれる

という状況が増えます。

だからこそ、
まだ仕事にしていない段階で、考え方を整理しておくことが大切です。

ドローンの仕事は、
機体や資格よりも
「どう考え、どう向き合うか」で差が出ます。


まとめ

  • ドローンの仕事は、操縦より考え方が重要

  • 案件は現場の困りごとから生まれる

  • 現場では「使える成果物」がすべて

  • 初心者のうちこそ、視点を増やすべき

この記事が、
「次に何を考えればいいか分からない」状態から
一歩進むきっかけになれば幸いです。

ドローンの仕事・運用相談ができるコミュニティー ソラハブ の紹介

SORABOTでは、ソラハブという名称で、ドローンの業務や運用について相談ができるコミュニティーを運営しています。

この記事を書いた人

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奥村英樹

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大手電機・エネルギー企業での技術営業を経て、ドローン業界へ。営業・開発PM・操縦士など幅広い実務経験を活かし、2022年にSORABOTを設立。ドローンの社内導入支援や運用課題の解決を行う「ドローンアドバイザー」として活動中。ドローンをもっと簡単・便利に使える社会を目指しています。

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