はじめに:ドローン運用の「次の一手」を探している方へ
公共安全、建設、鉱業、セキュリティ― 、日々変化する現場のニーズに対応するため、今、ドローンの遠隔・無人運用が注目されています。
その中核となるのが、DJI Dock 3とFlytBase Flinksの連携です。
本記事では、DJI Dock 3の特長や業界別の活用方法、FlytBase Flinksによる業務連携について、わかりやすくご紹介します。
DJI Dock 3とは?次世代ドローンポートの核心技術
DJI Dock 3は、無人でのドローン運用を実現する最新型のドローンポート(Drone-in-a-Box)です。
主な特徴:
・自動離着陸・自動充電による完全無人運用
・Matrice 4D/Matrice 4TDに対応した高性能運用
・耐候性・車載運用にも対応した柔軟性
・インフラ点検、警備、建設など幅広い業界で導入可能
「ドローンポートを使って遠隔監視したい」「無人化で業務負担を減らしたい」といった企業にとって、DJI Dock 3はまさに理想的な選択肢です。
FlytBase Flinks:ドローンと業務システムをつなぐ“橋渡し”
FlytBase Flinksは、ドローンと各種業務アプリケーションをつなぐ統合コネクタです。
カスタム開発なしで、既存のシステムとドローンを連携でき、エンドツーエンドのワークフローを自動化します。
主なFlinks機能一覧:
・Alarm Flinks:セキュリティアラートと連動して自動飛行
・ビデオストリーミング Flinks:リアルタイム監視の映像共有
・データ処理 Flinks:空撮データを自動で地図やレポートに変換
・ミッション&ログ Flinks:飛行記録を業務システムに連携
・航空機検知 Flinks:安全飛行のための回避システム連携
・UTM Flinks:空域管理とフライト許可の調整を支援
Flinksを活用すれば、ドローンデータをチーム全体で共有し、運用を“見える化”することが可能です。
【業界別】DJI Dock 3とFlinksの活用例
1. 公共安全(消防・警察・災害対応など)
・緊急時に自動でドローンが離陸 → 現場上空から状況把握
・指令室との映像共有により即時対応をサポート
・車載型Dockによるフレキシブルな現場展開
2. 建設現場
・工事進捗を自動で空撮 → プロジェクト管理と連携
・安全点検を定期スケジュールで無人実施
・データはそのまま現場管理システムに反映
3. 鉱業・骨材
・備蒼量をドローンで空撮・自動体系算出
・粉塵・高温・赤雨といった過酷環境でもDock 3が安定動作
・Flinksで在庫管理システムに連携して作業効率化
4. セキュリティ・監視
・境界監視や施設パトロールをドローンで自動化
・異常検知時は即座に飛行 → 映像データをそのまま記録
・昼夜問わず自動運用が可能
5. インフラ点検(送電線、橋梁、鉄道など)
・点検ルートを事前設定 → 定期点検を無人で実施
・データ処理Flinksで点検レポートを自動生成
・保守履歴やコンプライアンス対応も容易
まとめ:DJI Dock 3 × Flinksで実現する“業務の中にあるドローン”
DJI Dock 3は、単なるドローンポートではありません。FlytBase Flinksと組み合わせることで、業務そのものにドローンを組み込むことが可能です。
・人手による操作を減らし、無人ドローン運用を実現
・遠隔地からでもリアルタイムに状況を把握
・各種業動システムとの連携で業動効率を最大化
・車載・固定設置どちらにも対応する柔軟な展開
導入をご検討の皆さまへ
SORABOTでは、DJI Dock 3とFlytBase Flinksを活用した、現場に最適化されたドローンワークフローの設計・導入支援を行っています。
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