製品紹介
2025年6月10日
Sora Blog
2025.06.16
Matrice300RTK以来の4年ぶりのフルモデルチェンジ!
DJIが誇る産業用ドローンシリーズに、待望の最新モデル「Matrice 400(M400)」が登場しました。
6kgクラスのペイロードを搭載できるモデルとしては、2016年発売の「Matrice600 Pro (M600)」以来、実に9年ぶりの刷新となります。待望のM600後継となる製品です。
ドローン点検・測量・災害対応――
業務に”本気で使える”産業用ドローンを探している方に、今選ぶべき一機です。
Matrice 400(通称:M400)は、DJIの産業用フラッグシップモデルとして開発された次世代ドローンプラットフォームです。
2023年に登場したMatrice 350 RTKの系譜を継ぎつつ、「さらなる積載量」「拡張性」「遠隔運用のしやすさ」を重視したモデルに進化しました。
これまでのM600 Proや現行のM350 RTKと比べて、M400がどのように進化しているのかを整理してみました。
項目 | Matrice 600 Pro (2016年発売) |
Matrice 350 RTK (2023年発売) |
Matrice 400 (2025年発売) |
ポジション | 重量物・カスタム搭載向け | 現場向け点検・測量の主力 | フラッグシップ統合機(6kgペイロード対応) |
最大ペイロード | 約6.0 kg | 約2.7 kg | 約6.0 kg |
最大飛行時間 | 約32分(TB47S) | 約55分(空荷) | 約59分(空荷) |
防塵防滴性能 | なし(実質IPなし) | IP55 | IP55 |
伝送システム | Lightbridge 2(3.5km) | O3 Enterprise (8km) | O4 Enterprise Enhanced(最大20km) |
送信機 | A3+D-RTK専用 | RC Plus | RC Plus2 |
対応カメラ・センサー | 汎用ジンバル・REDカメラ等(カスタム) | Zenmuse H20T/H30T/P1/L1/L2など | Zenmuse H30シリーズ / P1 / L2 など |
SDK対応 | 非対応(非公式対応多数) | Mobile / Payload SDK | Mobile / Payload SDK + Cloud API |
冗長性(安全系) | モーター6つ+GPS2基 | デュアルIMU・RTK・ビジョンセンサー | デュアルRTK・複数冗長設計強化 |
価格帯(参考) | 約70~90万円(生産終了) | 約100〜130万円(送信機含む) | 約150〜180万円(想定・構成により変動) |
販売状況 | 生産終了 | 現行販売中 | 2025年6月発売開始 |
Matrice 400は、以下のような「重機材+高精度+無人運用」が求められるシーンに最適です。
DJI Matrice 400の登場により、産業用ドローンの選択肢はさらに広がりました。
搭載力・遠隔性・自動運用――どれを取っても「一歩先の現場」を目指す方には、今こそ見直すタイミングです。
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