202410 ソラハブ対談会
日本の空から世界の舞台へ
【ドローンショーの新たな挑戦】
今回は、10/28に開催した対談イベントの開催レポートと、
次回11月25日(月)の対談イベントのご案内をお送りいたします。
建築学専攻。在学中に世界を周る旅に出られました。バックパッカーとして回ることを決め、せっかくなら面白い景色をということで、空飛ぶカメラドローンを片手に世界各地の映像を撮影を経験。帰国後、DJIオフィシャル店舗の1号店スタッフとして勤務。そこで得た知識や経験をもとに株式会社レッドクリフを設立しました。
設立当初は空撮サービスがメインでした。ドローンショーとの出会いは2019年開催の東京モーターショー。海外の企業が行った国内最大規模のショーの空撮を手伝ってほしいという相談があったことでした。
その年の年末にドバイに行くきっかけがあり、毎日ドローンショーが開催され、企業ロゴが出てきたりSNSでの拡散を目の当たりにして、日本でもビジネスにできると確信しました。
日本に戻ってからはショーをやる為に方法を考え、あらゆるドローンショーの機体メーカーに連絡を取りまくりました。ようやく、中国のメーカーが1社東京オリンピック開催後の需要を見込んでくれて前向きに交渉が始まりましたが、数百機の購入を迫られ、すぐに買える値段ではありませんでした。
事業計画書を書き、投資家の方々から資金調達ができるように必死に行動しました。「ドローンは危ない」というイメージと、「広告に数千万出すところなどない」という反対意見が多数出てきてましたが、海外勢のドローンショーが国内での演出されることが増えてきたタイミングでもあり、次第に市場の理解が追い付いてきて、出資してくれる方が現れてはじめの300台を購入することができました。
2021年冬に、レッドクリフとして国内で初めて大規模ドローンショーを企画し、現在は日本におけるドローンショーの先駆者としての地位を築いてきまました。
ドローンショーの最大の魅力は、3Dアニメーションのように精密にプログラムされた動きで空にデザインを描き、観客に驚きと感動を届ける点にあります。SNSやメディアでの拡散効果も見込める広告効果の高さから、ドローンショーが企業のプロモーションや地域振興のツールとしても有望であると確信を持てていきました。現在では更に、数千台のドローンを同時に操る独自のアニメーション技術を開発し、よりクリエイティブな演出を可能にしています。
レッドクリフは今後、より多くの地域や企業にドローンショーの価値を提供すると共に、技術力の向上に努め、国内外での展開を拡大していく予定です。
また、教育分野にも力を入れており、子どもたちにドローンのプログラミングや操縦を学べる教育用ドローン「 Hula(フラ)」 の販売も開始してます。次世代の育成にも積極的に貢献していきます。
今後の活動として「世界一のドローンショーの会社」になりたいです。編隊飛行のみならず、今は花火を搭載するところまで来ました。今後さらに、演出の幅を広げていき、日本ならではの内容で世界一を目指したいです。
ドローンショーなどの映像と共に、会社や現場、企画や構想についてリアルで内容の濃い話をしていただきました。会場は満席に近い方にお集まりいただき、オンライン参加の方も時間前から多数ご入場いただいていたことからも、とても注目度が高いことが伺えました。対談会後の懇親会では更に深い話で盛り上がりました。
ソラハブではこのようなイベントの企画と開催を行ってます。イベントの他にもコミュニティー内では、ドローンの運用や技術的な相談やドローンの仕事依頼なども活発に行われてます。気になる方はチェックしてみてください。。
今後のソラハブ対談イベントの予定
11月25日(月) 株式会社Kanatta 井口 恵様