夏の暑さを乗り越える
赤外線ドローンによる太陽光発電所点検

夏が近づくと、日差しが強くなり発電量も増えるため、太陽光発電所のメンテナンスは一層重要になります。しかし、暑い日差しの下での作業は、電気技術者にとって重労働。
そこで、赤外線カメラを搭載したドローンを使った点検が注目されています。

もくじ

ドローンを使った点検は、発電を止めずに太陽光パネルの異常を簡単に検出できます。これは、発電所のオーナーやO&M事業者にとって、大きなメリットをもたらします。以下の内容について簡単に書いていきます。

ドローン点検のメリット

発電所オーナーとしてのメリット

発電した状態での点検が可能になるため、発電ロスを減らし、収益の向上に直結します。また、赤外線画像による結果確認のため、点検漏れを防止できます。さらに、経年変化の管理が可能となり、劣化の進行具合を評価できます。これにより、早期異常検出で、パネルの初期不良対応(無償交換)を受けられます。
初期不良期間はなんと10年もあるらしいです。つまり10年は初期不良の場合パネル代は無料で交換できるということ。条件はあるでしょうが、異常を見過ごしてたらもったいない。

これらのメリットは、発電所のオーナーにとって、安心感と信頼性をもたらします。ドローンによる点検は、発電所の運営をより効率的で確実なものにし、収益性を高める重要な手段となります。

O&M事業者としてのメリット

一方、O&M事業者にとっても、ドローンによる点検は大きなメリットをもたらします。現場の作業時間を大幅に削減できるため、作業者の負担を軽減します。また、高所パネルも安全に点検可能となります。

特に夏の暑い時期には、炎天下での現場作業時間の削減は、作業者の安全と健康を守る重要な要素となります。さらに、人が巡視できない、屋根上・カーポート型太陽光発電所の点検が容易になります。これにより、より広範囲の点検を効率的に行うことが可能となり、事業の拡大につながります。

ドローン点検で何がわかるの?

ドローンの赤外線カメラによる画像を分析することで、クラスターバイパス、モジュール異常、ストリング異常、植生のような異常が検出可能です。これらの異常を早期に検出することで、パネルの初期不良対応(無償交換)を受けられます。これは、発電所の長期的な運営において、大きな安心感と信頼性をもたらします。

ドローン点検の進化

そして、このドローンによる点検は、日々進化を遂げています。Zeitviewのような企業(SORABOTで活用している海外のAI企業)は、高解像度の画像、熱データ、正確な分析を通じて、シンプルでスケーラブルなデータソリューションを提供しています。これにより、発電量の最大化、リスクの軽減、O&Mの最適化、収益の回収が可能になります。

このような進化は、ドローン技術とAI技術の組み合わせによるものです。これらの技術の進化により、ドローンによる点検は、単なる「点検」から「最適化」へと進化しています。これは、発電所の運営をより効率的で確実なものにし、収益性を高める重要な手段となります。

まとめ

太陽光発電所の点検は重要な作業ですが、赤外線カメラを搭載したドローンを使うことで、効率的かつ安全に行うことが可能です。特に夏の暑い時期には、作業者の負担を軽減し、発電量の維持に貢献します。これからの夏、ドローンを活用した点検を検討してみてはいかがでしょうか。